こんにちは、たかぎです!
試験前1カ月。
この時期は社労士受験生にとって「最も重要な時期」といっても、過言ではありません。
私は2022年社労士試験を受験し、運良く合格することができました。
ですが、当時の試験前1カ月を振り返ってみると、
試験への不安や緊張で合格への自信なんて1mmもなく…
今年度の試験を受けられる方も、
当時の私と同じ気持ちでいらっしゃる方が多いのではないかと思います。
そんな皆さんへ
今回の記事では、私自身の体験談を踏まえながら、
試験前の1ヶ月を効果的に過ごす方法をご紹介します。
スケジュール管理・メンタルの整え方など、
様々な観点から試験までの1カ月間で「試験合格のためにできること」をご紹介していきますので、
何か1つでも参考にしていただければ幸いです。
試験までの学習スケジュールを立てる(ざっくりでOK)
試験前に2回実施されるTAC社労士模試を終えて、2回とも「D判定」。
「これは相当まずい」
と思った私は、試験1カ月前にLINEの「Keepメモ」機能を使って、
試験日までの学習スケジュールを立てました。
「いつ」「どの教科を」「どのように」学習するか
ざっくりとスケジュールを決めておくだけで、
試験日まで科目のムラなく学習を進めることができ、
見通しが立つことで漠然とした「不安」や「緊張」から心が解放されます。
「スケジュールの立て方」について、詳細は以下の記事でご紹介しています!
1日のルーティーンを確立させる
試験前1カ月間は、
試験勉強に充てる時間を確実に確保するために、
1日のルーティーンをあらかじめ決めてしまいましょう。
私は休日と平日で以下のような日々を過ごすようにしていました。
休日のルーティーン
休日のルーティーンを作るにあたり、意識したことはこちら。
「10時間」の学習時間と「7時間」の睡眠時間を確保しつつ、
家事や運動といった他のやるべきこと・やりたいこともやる!
やるべきこと・やりたいことを詰めに詰めた結果、
以下のようになりました。
行動 | 開始時間 | 終了時間 | 学習時間 |
起床・朝食等 | 9:00 | 10:00 | |
試験勉強① | 10:00 | 12:00 | 2:00 |
昼食 | 12:00 | 13:00 | |
試験勉強② | 13:00 | 15:00 | 2:00 |
ジム・買い出し | 15:00 | 16:00 | |
お風呂 | 16:00 | 17:00 | |
夕食 | 17:00 | 18:00 | |
試験勉強③ | 18:00 | 24:00 | 6:00 |
この1日を過ごした後は、
「やるべきことは全部できたぞ!」という満足感で一杯になっていました。
試験後の休日は、試験期間中の反動でダラダラ過ごしていたのですが、
「こんなにダラダラ生産性のない時間を過ごして良いのだろうか…」
と謎の罪悪感で一杯でしたね。笑
平日のルーティーン(残業なしver)
平日のルーティーンを作るにあたり、意識したことはこちら。
最低「3時間」の学習時間と「7時間」の睡眠時間を確保する!
平日は日によっては残業があるので、
あまりきつい目標は立てないようにしました。
行動 | 開始時間 | 終了時間 | 学習時間 |
起床・朝食等 | 7:00 | 8:00 | |
通勤(試験勉強①) | 8:00 | 9:00 | 0:30 |
仕事 | 9:00 | 12:00 | |
昼食 | 12:00 | 12:30 | |
試験勉強② | 12:30 | 13:00 | 0:30 |
仕事 | 13:00 | 17:30 | |
通勤 | 17:30 | 18:30 | |
夕食準備・夕食 | 18:30 | 19:30 | |
お風呂 | 19:30 | 20:30 | |
試験勉強③ | 20:30 | 24:00 | 3:30 |
業務終了後の通勤時間は、
疲れて頭が回らないので試験勉強を「免除」しています。
メリハリも大事です…
休日も平日も「家事」「お風呂」「運動」などといった、
試験勉強以外の時間を挟みながら、
できるだけ試験勉強の時間を確保できるように努めました。
「こんなストイックな生活、真似できないよ…」
と感じられる方ももしかするといらっしゃるかもしれませんが、
大丈夫です、できます!
試験前の緊張感と焦りが、自然と生活を試験モードに整えてくれます。
(そもそも1カ月間限定の話ですしね)
運動する(軽い有酸素運動など)
試験1カ月前(本音では学習期間中ずっと)、
社労士試験受験生の皆さんにぜひ取り組んでいただきたいのが「運動」です。
「社会人になってから、しばらく身体動かすことなかったからきついよ…」
という方が多くいらっしゃること、重々承知しております。
それでも!強くおすすめしたいです。
私自身は社労士試験の学習を始める数年前から、休日ジムに通って、
ウォーキングやエアロバイク、クロストレーナーといった有酸素運動を1日1時間ほど行っています。
試験前1カ月間もこの習慣は変わらず、
試験勉強の合間に身体を動かしていたのですが、
運動って本当にすごいです。
数時間の勉強で溜まったストレス・モヤモヤが、
ジムを出る頃には汗とともにさっぱり消えて、
帰宅後、心機一転、集中して試験勉強に取り組むことができました。
「試験勉強中の気分転換」以外にも、
・長丁場の試験に向けた体力づくり
・座りっぱなしの試験勉強からくる体重増加の防止
など、試験勉強中の運動にはメリットがたくさんあります。
試験前1カ月間は夏の暑い時期ですので、
ジムやプールなどを活用して、
ぜひ運動に取り組んでいただくことをおすすめします!
試験会場に足を運び、当日の動線を確認する
受験票が届いた後、ぜひやっていただきたいことが「試験会場の事前確認」です。
社労士試験に限らず、会場開催の資格試験を受験するときに大事なポイントです!
「試験勉強しなくちゃいけないのに、そんなことに時間割けないよ…」
「こんな暑い時期に外に出るのはめんどくさいな…」
と思われる気持ちはよく分かります…
ですが、試験会場に事前に足を運ぶことで得られるメリットを考えると、
ぜひおすすめしたいです。
試験会場に事前に足を運ぶべき理由は、主に以下の3点となります。
①自宅から会場までの移動にかかる所要時間が分かる
②事前待機場所、昼食休憩場所に目星をつけることができる
③試験会場の机・椅子を確認することで、自宅でも近い状況を再現して学習することができる
この3点を押さえておくことで、
心に余裕を持って試験当日を迎えることができますよ。
とはいえ、
「どうしても事前に行くことができない」
という方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は、早い時期からインターネットで
・会場までの経路
・試験会場近くのコンビニ、飲食店
を調べておきましょう。
また③の「試験会場の机・椅子」については、
Twitter等のSNSで会場名を検索すると情報が出てくることがあります。
私は2022年度試験をある大学で受けたのですが、
大学名をTwitterで検索すると「机が狭い」とつぶやいている方がいたので、
覚悟して本番に挑みました。
試験当日席に着くと、
机は確かに狭く、問題とマークシートを置くだけでギリギリといった感じで、
「本番でいきなりこれを知ったら、少し焦るかもな💦」
と思った記憶があります。
現地へ足を運んだり、インターネットの情報を駆使したりしながら、
試験本番に備えましょう!
合格後のイメージトレーニングをする
「1日10時間勉強を約1カ月間続ける」
気力・体力が衰えた社会人になってこれを行うことは、大変なことです。
私自身もこの生活をしていた時、
たまにではありますが、
「自分何やってるんだろう…」と疲れて放心状態になることがありました。
そんな時は勉強のモチベーションを上げるために、
・各予備校HP等に掲載されている合格体験記を読む
私もこちらの記事で合格当時のことを綴っています
・社労士としてご活躍されている方たちの体験談を読む
などして、合格後のイメージを膨らませていました。
そうすると、勉強のスイッチが入って、しばらくの間は頑張ることができました。
(それからは、また疲れてきたらイメージトレーニングの繰り返しです。笑)
みなさんにも、勉強のやる気が湧かない時には、
合格後のイメージトレーニングをしていただくことをぜひおすすめします。
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