こんにちは、たかぎです🦥
毎年、試験直前期に2回実施されている「TAC社労士模試」。
模試を終えて、
「全然解けなかった…」
「難しすぎる…本番に間に合うかな…」
と結果に意気消沈している社労士受験生の方も多いのではないでしょうか。
そして私自身も、合格した年のTAC社労士模試は2回ともD判定で、
目も当てられないボロボロの結果でした。
(あの時は、合格する気が1mmもしませんでした…)
今回は、模試D判定から本試験合格までの体験談を綴っていきたいと思います。
模試の結果に落ち込んでいるあなたの、今後の学習の参考になれば幸いです。
TAC社労士模試D判定のボロボロ状態から、本試験に合格した話
6月全国中間模試
模試予約時、すでに近くの会場が満席だったため、「自宅受験」しました。
7/7に公開された結果がこちら。
総合順位は、受験者5571名中1708位で、上位30%位で位置しています。
判定は「D判定」とボロボロの結果でした。
この模試で特に酷かったのが「選択式」で、
5559名中2981位と上位50%にも入ることができていません…
選択式の厚生年金にいたっては、全体正解率70%の問題も落としてしまっており、
基礎固めが不十分なことを痛感しました。
7月全国公開模試
前回模試から約3週間後に行われた「全国公開模試」。
この模試も「自宅受験」にしました。
7/29に公開された結果がこちら。
総合順位は受験者5273名中1653位。判定はまたも「D判定」。
3週間前の全国中間模試とほぼ変わらない結果でした。
選択式の厚生年金は前回に引き続き、基礎問題を落としています。
これはまずい。
試験1ヶ月前からやったこと
最初に受けた中間模試で、
「このままいけば完全に不合格だ」
と悟った私は、
7月23日、LINEのメモ機能で本試験までの学習計画を立てました。
本試験までの残り1ヶ月でやる!
と決めたことは、以下の5点です。
②【労基法選択式対策】労働判例テキストを通読する
③土日に過去4年分の過去問を解いて復習する
④模試の解き直しをする
⑤選択式予想問題を解く
全科目の基本テキスト・法改正テキストを2周回す
この時使ったテキストは学習開始当初から愛用している、
「みんなが欲しかった!社労士の教科書」(TAC出版)
です。
全科目2周ずつ、本文からサイドに書かれているポイントまで通読しました。
茶色の四角が所々見受けられますが、これは過去の本試験で出題されたことを示すマークです。
過去に出た問題は、
他の受験生も取れる可能性が高い=絶対に落とせない
ので、細かな論点までしっかりと読みました。
また、各科目の法改正については、
「みんなが欲しかった!社労士の教科書」で対策するには不十分に感じたので、
別途「社労士V」法改正関連回(日本法令)も購入、通読しました。
法改正は、毎年どこかの科目で出題されるラッキー問題ですので、
試験直前までテキストを読み込み、しっかり対策しておくことが大切です!
【労基法選択式対策】労働判例テキストを通読する
労基法の選択式試験には、高確率で判例問題が出ます。
判例も法改正と同様に、基本テキストだけでは対策が難しい労基法の難所です。
「社労士V」イラストでわかる労働判例100(日本法令)
に記載の各判例の「判旨」(判決文の要約)を何度も音読し、
選択式で抜き出されそうな重要単語を口で覚えました。
労基法選択式の学習に限らず、
「口で覚える」ことは問題を解く上でかなり有効だと思います。
こんな単語音読したことないな、という選択肢を排除することができるので。
音読は本当におすすめです😌
土日に過去4年分の過去問を解いて復習する
利用した過去問題集は、
「みんなが欲しかった!社労士の年度別過去問題集5年分」(TAC出版)
です。
市販のテキストの中では掲載年が多く(直近5年分)、解説も一肢ずつ記載があり、助かりました。
「得点UP」のコーナーには、本試験でよく出題される論点がまとめられており、
本試験でも役立つ過去問題集でした。
模試の復習をする
・全国中間模試
・全国公開模試
それぞれの模試について、模試終了直後に1度全問題の解き直しをし、
本試験直前に過去に間違った問題だけ解き直しました。
選択式予想問題を解く
TAC模試を受けると、付録として「選択式予想問題」がもらえます。
私は直前期まであまり予想問題を解いてこなかったので、
本試験に向けてこの選択式予想問題はとても役に立ちました。
特に労一は問題予想・対策がしにくいこともあり、
2回の模試とこの「選択式予想問題」頼りでした。
社労士試験前1ヶ月の学習時間は「276時間」
7月23日から8月27日(本試験前日)の約1ヶ月は、
科目や選択・択一のバランスに気をつけつつ、①〜④の学習に没頭しました。
1ヶ月の学習時間は、
休日:1日10時間✖️22日=220時間
合計:276時間
くらいにはなったと思います。
特に本試験前の2週間はほぼ有給を取得し、
お盆も返上して、社労士試験のためだけに生きていました。笑
社会人になってしばらく経ちますが、
人生で一番勉強しました!
そして…本試験に「ぎりぎり」合格!
本試験から1ヶ月経った10月5日。
合格発表に、自分の受験番号があったときの衝撃は今でも忘れられません。
それからしばらくして、封書に入った成績通知書が自宅に届きました。
令和4年度試験の択一式合格ライン(総得点)は「44点」!
この成績通知書をお見せするのもお恥ずかしいですが、
「ギリギリ」合格できました。
奇跡。
【まとめ】模試D判定でも、本試験に合格できました
ここまででご紹介した通り、
2回の模試で「D判定」でも、本試験に合格することができました。
この記事を読んでくださっている社労士受験生の方で、
「D判定を取ってしまったから、合格できるわけない」
と悲観的になってしまっている方がいらっしゃるのなら、
「まだ希望はあります!」
とお伝えしたいです。
厳しい道のりではありますが、
今日からでも、
社労士試験に向けて全力で学びましょう。
同じ経験をした者として、みなさんのことを陰ながら応援しています!
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