こんにちは、たかぎです。
出産目前。
産休に入り、時間に余裕ができたところで心配になってくるのは、
生まれてくる子どもにかかる「養育費」「教育費」のこと。
特に、
「いつまでに・いくら貯金しておけば、子どもが望む進路を叶えてあげられるのだろう?」
という疑問と不安が頭を駆け巡っています。笑
ということで今回の記事では、
・子どものために必要な貯金額
・子育て中もらえるお金
を計算し、子育てに関連するお金の不安を少しでも解消したいと思います。
同じ悩み・不安を抱えている方にも、参考になれば幸いです!
「子どものために必要な貯金額」と「子育て中もらえるお金」を計算してみた
子どものために必要な貯金額はいくら?
今回参考にさせていただいた書籍はこちら。
「お金の超基本」(朝日新聞出版)です。
本書は子育て関連に限らず、お金の悩み全般に答えてくれる「お金の基本書」です。
Amazon「節約」「一般・投資読み物」ランキングにも載る人気本📕
本書によると、
子ども1人が大学を卒業するまでかかる養育費・教育費は、
総額「2000〜3000万円」とのことです。
子ども2人だと「4000万円〜6000万円」。
家一軒が建つ金額と考えると、少子化が進んでしまうことも頷けます。
また、まとまったお金として必要になるのは、
「私立高校、専門学校、大学の入学金や授業料」で、
それ以外の養育費・教育費は日々の生活費の一部として払うように、
とアドバイスがありました。
「2000万すぐに用意しなければならない」というわけではないと思うと、
少しだけ気が楽に…笑
ここまでの内容を整理すると、
子どものために必要な貯金は
「私立高校、専門学校、大学の入学金や授業料」
ということになります。
じゃあ、具体的には「いつまでに」「いくら」必要になるのだろう?という疑問が出てきます💦
例えば、子どもが私と同じパターン(高校まで公立、大学は私立)で進学したと仮定すると、
まとまったお金が必要となる時期は大学入学時から卒業までの4年間。
仮に子どもも私の母校(某文系私立大学)に入学したとすると、
入学金240,000円、4年間分の授業料その他4,300,000円
合計4,540,000円を大学入学までに用意する必要があります。
子育てしながら、これだけの金額を用意してくれた両親は偉大です…。
子どものために必要な貯金額は「5,185,000円」!
そして、ここで一つ忘れてはいけないことが…
私の子どもが大学に進学するのは今から「約20年後」ということです。
文部科学省『私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果』によると、
私立大学の年間授業料平均は、
・2002年(平成14年)… 804,367円
・2021年(令和3年) … 930,943円
と、この20年間で約1.15倍になっています😢
今後も授業料のインフレが同水準で続くと仮定すると、
先ほど計算した大学入学までに必要なお金4,540,000円では足りず、
実際には240,000円+4,300,000円×1.15=5,185,000円
が必要となることに。
※入学金は直近20年インフレ傾向にないため(むしろ下がっているようです)据置で計算
世知辛い
子育て中もらえるお金はいくら?
「さて…最低限必要な『5,185,000円』をどうやって貯めていこうか…」
となった時、
真っ先に頼りになるのは、
「国」「自治体」「勤務先」からもらえる子ども関連手当です!
私たち夫婦がいただける予定のものを、今回整理してみました。
前提
〈住所地〉
東京都🗼
〈家族構成〉
共働き夫婦2人👫
子ども1人(2023年度生まれ)👶
の3人家族
国からもらえるお金(児童手当)
合計 2,075,000円
年齢 | 受給額/月 | 受給額合計 |
0歳〜2歳11ヶ月まで | 15,000円 | 575,000円 |
3歳〜高校卒業まで | 10,000円 | 1,500,000円 |
合計 | 2,075,000円 |
・所得制限撤廃
・支給対象を高校生までに拡充
を2024年度内に実施する方針が政府から示されました。
少子化への焦りが感じられますね…(ありがたいことですが)
自治体からもらえるお金(東京都「018サポート」)
合計 1,080,000円
【内訳】
60,000円/年×18年=1,080,000円
東京都独自の給付です。
赤ちゃんファースト、第2子保育料無償化…
東京都は国に先駆けて子育て支援に力を入れてくれている印象です。
勤務先からもらえるお金(扶養手当)
合計 3,287,500円
【内訳】
12,500円/月×21年11ヶ月=3,287,500円
共働きのため、夫婦双方の勤務先の給与規程を確認し、
手当金額が高い方で計算しました。
国・自治体からの手当よりも金額が大きいとは、
正直驚きです。そして感謝。
子育て中もらえるお金の合計は「6,442,500」円!
国・自治体・勤務先からもらえるお金は、
合計「6,442,500」円の計算になりました!
これから20年間のうちに、
制度改正・転居・転職など何かしらの変化があるだろうことを踏まえると、
あまり悠長なことも言っていられませんが、
とりあえず各所からいただけるお金だけで最低限の貯金をまかなうことができそうです。
後は、
「大学院に行きたい!」
「留学したい!」
「習いごとやってみたい!」
となったときに耐えうる+αの貯金ができるように、
ますます仕事・ブログに励みます🙋♀️
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