こんにちは、たかぎです。
「暗記」
皆さんは得意ですか?それとも、苦手ですか?
私は大の苦手です。
学生時代の得意科目は「国語」でしたが、
暗記が苦手だったせいで、
単語を覚える必要がある古文は不得意でした。
(文脈を読んで問題を解いていくスタイルでなんとか乗り切るという…)
そんな私が無限暗記地獄🔥の社労士試験に挑み、勝利を収めたこと。
これは自分自身のことながら、結構な快挙だと思っています。
今回の記事では、
暗記が苦手な私がなぜ社労士試験に合格できたのか?
その理由をまとめていきます。
私と同じように、
「暗記は苦手だけど、どうしても社労士試験に合格したい…!」
という方の参考と励みになれば幸いです。
暗記が苦手な私が社労士試験に合格できた訳
直前期(試験1ヶ月前)まで本格的な暗記に手をつけなかったから
「手をつけなかった」というのは、少し不正確かもしれません。
正確には直前期まで手をつけられませんでした💦
科目の内容理解で一杯一杯だったのです…
ただ、合格した今となっては「これでよかったのかな」と思っています。
・直前期まで…試験によく出る数字・用語をぼんやり覚える。少なくとも「どこかで見たことある!」という状態にしておく。
・直前期から…正確な数字・用語を当てはめることができるレベルまで、記憶を整理する。
という感じで、数字・用語の暗記を進めたことで、
直前期までについては「必要以上に暗記に時間を割くことなく」、
直前期からについては「緊張感の中で集中して暗記に取り組む」ことができました。
その証拠?に、
特に覚えるべき数字・用語が多い科目である「雇用保険法」の本試験では、
選択式4点(5点満点)・択一式9点(10点満点)
の高得点を収めています!
直前期の暗記は「ひたすら音読」に努めたから
PRESIDENT Online
「いちばんのオススメは音読だが…声の出せない環境でも定着率を高められる”脳科学的な記憶術”」
によると記憶を定着させるには、
聞く・理解する・伝達する・話すといった複数の脳番地を一気に働かせる、
「音読」がおすすめなのだそうです。
図らずも、私も本試験1ヶ月前の暗記集中期には、
ひたすらテキスト(みんなが欲しかった! 社労士の教科書)の音読に努めました。
具体的には、
・過去に出題された論点(茶四角)
・赤太字の重要ワード
を特に意識しながら、ひたすら読み上げることを続けました。
読んでいて意味が理解できない箇所については、
音読をいったん止め、文章理解に努めました。
この「音読」により、
なんとか本試験でも戦える単語力を身につけることができたのかな、
と思っています。
問題・選択肢を正確に読みとることを意識したから
ここまでは、
「暗記が苦手な私が、なんとか暗記して本試験に対応する方法」
をご紹介しました。
ただ、社労士試験の問題には数字や用語の暗記をしなくとも、
・文脈を読む
・概念、考え方を理解している
ことで解くことができる問題もあります。
例えば、以下のような問題。
令和4年度に出題された「労働者災害補償保険法」択一式問6です。(正解は「D」)
この問題は、「合理的な経路」の考え方をしっかり押さえることができていれば、
数字や用語を覚えずとも解くことができます。
私は、最初から「暗記が苦手」という自覚があったので、
暗記がいらない上記のようなタイプの問題を取りこぼさないように、
意識していました。
取りこぼさないためには、何よりも「問題・選択肢を正確に読みとる」ことが大切です。
特に択一式は文章量が多く、初学の時は読むだけで疲労困憊…💦でしたが、
何度も模試を受けることで少しずつ文章を読む体力がつき、
そこから発展して正確に読み取ることができるようになりました。
普段大量の文章を読むことはなかなかないので、
振り返ると「模試」は貴重な機会だったな…と思います。
まとめ|暗記分野もそれ以外も、ある程度の「根性」が不可欠!
「根性」というと時代遅れな感じもあり、普段はあまり使いたくない言葉です。
ですが、社労士試験を振り返ると
⚫︎苦手な暗記問題に取り組む時
⚫︎科目理解や文脈を読む力が試される問題に取り組む時
どちらもここ一番で頑張る「根性」が必要だったなと思います。
受験や他の資格試験にも同じことが言えますが、
合格に至るまでには「楽に」「短時間で」とはいかないものです…
ですが、だからこそ挑戦する価値がある。
これから社労士試験に挑戦される方には、
ここ一番の根性で壁を乗り越えていただきたいと願っております。
(偉そうですみません…)
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